「学者が作為をして神話を創作することは、明らかな学問的な逸脱であり、許されません」――。
2016年12月4日(日)、「日本の『近代』と『戦後民主主義』を問い直す実行委員会」主催による「三者合同講演会『問い直そう!日本の「近代」と「戦後民主主義」』―戦後つくられた『福沢諭吉神話』を徹底検証―」で、名古屋大学名誉教授の安川寿之輔氏はこのように述べ、福沢諭吉を厳しく批判した。
11月25日には、この講演会に先駆けて記者会見が行われ、IWJは記者会見も中継・取材している。
なぜ、今、福沢諭吉を再検証する必要があるのか? 『さようなら! 福沢諭吉 日本の「近代」と「戦後民主主義」の問い直し』の共著者である雁屋哲氏と名古屋大学・安川寿之輔名誉教授、帯広畜産大学・杉田聡教授ら3名が講演し、福沢諭吉の正体を白日のもとにさらした。